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口・口・口 [色々]

先日行った日本料理屋「吉法師」さんで焼酎を頼んだら、
3つの片口が出てきたので、口の写真を撮りました。

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ひとつだけ液ダレしない器がありました。
さて、どれでしょう?
次回作る時に参考にしようと思います。

小鹿田焼 [色々]

由布院にある、旅館「亀の井別荘」内の『鍵屋』さんで購入しました。
『小鹿田焼』(おんたやき)の小皿です。

小鹿田焼a.jpg

直径 9.0 cm
高さ 2.5 cm
重さ  70   g

高台が高めの、小さなお皿です。
ちなみに630円でした。

以下、一緒に入っていた説明書です。

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(大分県日田市小鹿田皿山)

 小鹿田焼は江戸時代中期の宝永年間に、天領日田の代官が筑前の国小石原から陶工柳瀬三右衛門を招き、地元大鶴村の黒木、坂本両家の協力で開かせた、朝鮮系登り窯から生まれる素朴な民陶雑器の呼名です。
 霊峰英彦山西麓の山間僻地で、周辺の農家が必要とする水がめ、壷、うんすけ(酒、しょうゆがめ)を作って来ただけに販路も非常に狭くはありましたが、それだけに外界からの不自然な影響を受けることも少なく実用本意の古格のある品々を蹴ロクロによる手作りで産出しています。
 手法には打ち掛け、流し、櫛書き、指書き、のほか近来からは刷毛目、とびカンナがあり、色調は青磁、黒、黄と多彩です。
 窯元十軒のうち五軒が共同窯、残り五軒が個人窯を使用しており、製品は昔の農家の日用雑器をすべてまかなってきた”たくましさ”を持ち合せています。
 部落の谷川でのんびりと陶土をつき続ける唐臼のように、陶工たちは恵まれた自然環境の中で、庶民の陶器の伝統を後世に伝うべく、じっくりと手仕事に取りくんでおります。
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せっかくなので、もう少し詳しくネットで調べてみました。

*江戸時代中期(1705年)の開窯以来、300年以上にわたり当時の技法を受け継いでいる。
*小鹿田焼の作品には個人銘は入れず、すべて「小鹿田焼」の名が記されている。
*10軒の窯元は世襲制で代々長男のみが窯を継いでいる。
*地元の山の土を使い、川の水力で唐臼で粉砕し、蹴ロクロで成形して、地元の製材くずを
  燃料とした登り窯で焼いている。釉薬は長石、木・わらの灰から作っている。
*模様の技法は、飛びかんな、打ち刷毛目、櫛書き、指書き等。
*釉薬掛けの方法は、打ち掛け、流し掛け等。
*柳宗悦さんが1931年に訪れ、またイギリスの陶芸家バーナード・リーチさんも1954年、
  1964年に訪れ、日本全国、海外にまで有名になった。
*小鹿焼技術保存会は平成7年に重要無形文化財の保持団体に認定されている。
*窯元がある皿山地区は、平成20年に重要文化的景観に選定されている。


いつか窯元を訪れてみたいです。
蹴ロクロ、やってみたいです♪

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